高齢者の運転免許自主返納

高齢者の父に運転免許証の自主返納をさせたい

高齢者ドライバーの起こした凄惨な事故のニュースが連日取り上げられています。

 

私も72歳の父がいますが、運転が大好きで自分は大丈夫と自信満々なのですが、いつ同じように事故を起こすかと心配でなりません。

 

父と同世代の方達は、高度成長期の真っ只中にいた世代です。車はステータスシンボルであり、生活の質の向上を象徴したものでもありました。

 

車の運転ができなくなるという考えそのものが全くない、自分は大丈夫、長年大きな事故など起こしたこともない、という気持ちが強いのもしょうがない部分ではあります。

 

それでも、たまに父の運転する車に乗って出かけると、もう、昔のような感じではありません。子供の頃は父の運転する車の助手席に乗り、何の心配もせずどこにでも連れていってくれる父が頼もしかったのですが・・・。

 

しかし今では、明らかに、うっかりが増えています!

 

もう、どうしても、免許返納させないと、いつ重大事故を起こしてもおかしくはない。

 

そこで、家族で説得に乗り出すことにしましたが、これが困難極まりないことで、父は頑として免許返納には応じようとしません。

 

“俺は絶対に大丈夫だ! 年寄り扱いするな!”

 

そう言い張るばかりで、最後にはケンカで口もきかなくなり説得するどころではなくなります。

 

“もう、だた話をしても無理だね・・・”

 

ということになり、諦めかけたのですが、こんな記事を読むと、こうなってからでは後悔しきれないです。
死んだほうがマシ!?高齢者が起こした悲惨な交通事故とは!?

 

 

そこで、なんとか戦略を立て、父に“うん”と言わせる方法はないかを模索することにしました。

 

まずは高齢者ドライバーの現状と事故の事例を直視させることが必要なのですが、そのためにまず、落ち着いて話ができる環境を整えることから始めました。

 

いきなり“おまえは高齢者だから、認知症もはじまってるし、事故起こす前に免許返納しろ”と言ったら、反発するのは当たり前です。これは身を以て知りました。

 

そこで、まずは現状で、車を運転するメリットとデメリットを考えさせることから始めました。

 

この年代の人が、いくら車好きでも、運転することのデメリットも感じているはずです。メリットがデメリットを上回っているからこそ、頑として車を手放そうとしないのではないでしょうか。

 

運転免許の自主返納のメリット・デメリットから考えるのではなく、車を運転するメリット・デメリットから一緒に考え話し合ってみたのです。

 

車を運転するメリットとしては、リアルな生活面と心理面があります。

 

生活面での移動手段として、今まで車でどこへでも行けたのに、高齢になってから電車やバスでの移動しか出来なくなるとしたら、自分でもゾッとします。

 

運転免許証を自主返納すれば運転経歴証明書が発行され、タクシーやバス、買い物などの割引サービスが受けられる特典もありますが、自治体によって受けられるサービスが違う他、割引といっても交通機関で5%?10%くらいでは、動くたびに余計な出費となるのは明白です。

 

自分で運転できるメリットは、運転免許のない生活よりも明らかに大きいと言わざるをえません。

 

心理面でも、仕事をリタイヤした高齢者にとって、車を運転出来るというのは、しっかり社会に参加しているという数少ない証のようなものです。それを無理やり取り上げてしまうのは、もう自分は誰かの助けなしには生きていけない人間だと烙印を押されるような気持ちにさせてしまうことになります。

 

運転できるメリットは、心理面でも高齢者に生きがいを与えている面では大きいです。

 

では、運転するデメリットはというと、よくよく話をしてみたら、自分でも“うっかりミス”が増えてきて、ヒヤッとすることが多くなってきた自覚があると言うのです。

 

特に夕方の時間は、西日を避けながらもカーブミラーがよく見えず、車も人も多くなってくるので、なかなか車を運転するのがしんどくなってきたと言います。

 

加えて目の衰えには困ったと言っていました。自分の運転技術や判断力には自信をもっていても、目の衰えだけはどうしようもないと自覚しています。

 

いかに運転歴が長くても、事故を起こしたらどうなるかの不安はあります。運転する最大のデメリットは、事故を起こした時に加害者になってしまうことです。

 

運転中に重大事故を起こし、万が一加害者になってしまったら、家族、子供、孫、親戚、みんなに迷惑もかけます。

 

ここまで冷静に話し合って、はじめて、高齢者ドライバーによる事故の話をすると、やはり自分でも気になっていたらしく、“事故を起こしてからじゃ遅いよなあ”という言葉が出てきました。

 

では、さっそく自主返納へ・・・とは、すぐにはいきませんが、まず、大きな第一歩です。

 

デメリットをメリットにひっくり返す

 

あともうひと押し、運転するメリット・デメリットは、自主返納するメリット・デメリットの真逆ですから、運転するデメリットが自主返納するとメリットになることをしっかり伝えたあと、今後は運転するメリットが自主返納するデメリットになるべくならないような提案をしていきました。

 

たとえば、これ。 カッコイイと思いませんか?→WHILL

 

車の代わりに電動車椅子というと、なにか“病人扱いするな!”と怒られそうですが、これなら自分も乗ってみたいと思うほどカッコイイし高性能だし、スマホでも操作できる未来の乗り物って感じです。

 

運転免許と車を取り上げられたら、移動手段と運転する楽しみとプライドが失われるという思い込みを、こんな物があるよ!と代わりに運転できるカッコイイ乗り物を提示することで、心証はがらりと変わりました。いかにも車椅子って感じではなく、全く新しいおしゃれな乗り物に思えるデザインと様々な機能がついているおもしろさは、とても魅力的だと思います。

 

 

ここで心がかなり動いた父に、今乗っている車の買取査定をしておこうよと提案しました。

 

父は、どうせ二束三文だろ、と言っていましたが、実際の査定をリアルに見せて自分で判断してもらうように計らいました。車の買取査定依頼一括サイトに登録し、複数社の車買取業者から訪問で査定にきてもらうことにしたのです。

 

査定に来てくれた営業さんの査定額を聞いていた父の顔が、はっきりと変化していき、また業者によっても価格が違うことに驚いていました。全社からの査定額が出揃ってから、最高額で競合している2社と交渉し、それプラス5万円上乗せしてくれた買取店に決定。

 

えっ、えっ!? おやじ・・・決めちゃったの??

 

一応、査定だけでもしてもらったらって言っただけなのですが、自分で交渉して自分で決めちゃったみたいです。けっこう楽しかったのと、自分で少しでも高く売る交渉が出来たことで、気持ちの整理もつけやすかったのかもしれません。

 

これ、勝手に家族サイドがやってしまうとこじれますし、取り上げられた感が心理的にもきつく残ります。 自分で決めたということが大きく、ちょっとでも高く買い取らせて、あのカッコイイ電動車椅子買うんだと頑張ったらしいです。

 

おすすめ車買取査定一括依頼サイト

 

こんな感じの流れで、うちでは無事に父の運転免許証を自主返納してもらうことに成功しました。

 

車の代わりになる魅力的な乗り物の提示と、その資金作りがまだ出来るということが最後の決め手になりました。

 

その決め手となった、使いやすい車買取査定一括依頼サイトがこちらです。

かんたん車査定ガイド

 

入力する項目がスッキリとしていて見やすい人気の一括査定サイトです。かんたん入力で、今現在のあなたの車の買取相場金額が概算価格ですぐに出てきます。今ならこのくらいで売れるんだよと見せてあげてもいいと思います。
中古車買取大手が集まる業界団体(JADRI:日本自動車流通研究所)と提携しており、業界とのグリップ力が強い会社です。

 

 

ズバット車買取比較

 

こちらも一括査定を依頼したら、自分の車の買取相場金額がすぐにわかるシステムです。運営会社は、この他にも保険や引越しなどの見積もり比較サイトを運営しており、査定サイトでの信頼性も高いです。

 

 

 

 

カービュー

 

査定サイトだけでなく、車の総合情報サイトとしても有名なカービューです。JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)に加盟していて、サービスの信頼も高い老舗サイトです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

人にはプライドがあります。家族だからってそれを踏みにじることは出来ません。それを傷つけることなく、自らすすんで自主返納へ向かうように提案できたことが良かったのかなと思います。

 

車に代わって、欲しいものが出来、その購入資金を自分が少しでも作りだせる、つまり欲しい物とお金が最後のひと押しをしてくれました。 

 

今では、楽しそうにWHILLを乗り回しています。